デザイナー/ミッチェルバインダー

その間…彼は数々の有名アーティストのジュエリー製作を担当するも、その後90年代中ごろから、ハリウッドにおいて脚本家として活躍するこになります。
ジュエリーの世界だけに留まらず、脚本家としても成功を収めるミッチェルですが、自分の内にあるジュエリー製作に対する激しい情熱に呼び起こされ、2000年彼自身のブランドである「キングベイビー」をスタートさせました。
ミッチェルバインダーの作品は、常に地球に存在するあらゆる物を根源とし、彼が自身の足と彼の長い経歴の中で培った洗練された目によって世界各地を巡り、その中で得たインスピレーションは、彼の作品の中に息づいています。
「全ての人たちの中に等しくキングベイビーは存在する。」と彼は言います。

そのガボール時代に、ミッチェルが製作したマスター型のシルバーダガー、ラージ・スカル、ラージ・クロスとボールリンクは、現在キングベイビーのラインにしっかりと含まれています。
1990年代の中頃から1999年に至るまで、その卓越した表現力で脚本家としても才能を発揮しますが、「自分が本当に望むものはジュエリーのアートワークにある」と激しいコールに目覚め、2000年にカリフォルニア州サンタモニカで、KING BABY studioを設立するのです。
このことは、自分にとって最高の空間を創設するに至った…と評しています。

顧客リストには、アヴリル・ラヴィーン、パリス・ヒルトン、トム・クルーズ、ブルース・ウィルス、ハリソン・フォード、スラッシュ、トミー・リー、スティーヴン・タイラー等が名を連ねているんですよ。
したがって、ミッチェルがエンターテインメント業界に華麗な輝きを演出しているのは、もはや周知の事実なのです。
重厚感のあるデザインながらも子供心をくすぐるポップなジュエリーは、性別や国籍、職業や世代を超え、その他多くのセレブリティーを魅了してやみません。現在、彼のジュエリーは全米にとどまらず、ヨーロッパ、アジアの一流ブティックのショーケースで輝き、多くのファンの心を虜にしているのです。
最近ではVon Dutchやウエスト・コースト・チョッパーとのコラボレーションでも話題を集め、日本でも人気急上昇中のブランドですね。
ロックテイストを醸すスカルやストーンを使ったラグジュアリー感、そして独特のポップなデザインワークは、ファンを喜ばす存在となっています。
ハードでありながら、カジュアルな装いが、キングベイビー(KING BABY)が愛され続けている魅力のひとつです。